CCS社製Cコンパイラ「PCM」導入

PICマイコンは”面倒くさい、難しい”アセンブラで書かれるのが主流でした。
しかし、今ではC言語でサラッと書けるのです。

そのためにはCコンパイラというソフトが必要です。
今回は一番有名と思われるCCS社のコマンドラインCコンパイラ「PCM」を導入してみます。

ダウンロード購入

まず購入しなくては始まりません。
パッケージ版が日本の代理店から販売されていますが、ここは直接CCS社に注文します。
それはなぜか?
日本で販売しているのは、データダイナミクス社アイ・ピイ・アイ社です。
販売されている価格が25000円~30000円となっています。
それに比べ、本社から購入する場合はたった$150で済みます。
$1=110円で考えると16500円です。
ちなみにPCM以外のCコンパイラも販売されていますが、個人用途でよく使われるPICをカバーしているのはPCMです。

PCM

PCM Command-line Compiler for 14-bit parts
こちらの商品詳細ページから購入します。
Windows版を購入するので、PCM Software (Windows)と書かれたところのAdd To Cart(カートに入れる)をクリック。
その際、メンテナンス期間がどうのこうの聞かれます。
30日なら無料、1年なら+$81。これはアップデート出来る期間を指します。
管理人は30日のメンテナンス期間でカートに入れました。

特に問題がなければCheckoutで会計してしまいましょう。
ログインしてくれと尋ねられるので、登録していない方は登録。
購入の際、日本へ発送するかダウンロードするか選べます。
日本へ発送する場合は別途送料として$32かかりますので、今回はダウンロード販売を選びました。
支払いにはクレジットが簡単です。
未成年でもVisaデビッドカードなら持てます。
イーバンク銀行スルガ銀行が有名でしょう。管理人はイーバンクで支払いしました。

インストール

最初にMPLABをインストールしておきます。
管理人はMPLAB IDE v8.00をインストールしました。

さて、次はCコンパイラです。
ダウンロード販売を選択したのでメールが来るのを待ちます。
メールにはpcm.crgというライセンスファイルが添付されています。

pcm.crg

これは[C:\Program Files\PICC]にディレクトリを作成し、保存します。
メールにはインストール方法がA,B,Cと3種類紹介されています。
その中のCにリンクが記載されているのでクリックし[pcmupd.exe]をダウンロードします。

PCM

[pcmupd.exe]を実行するとCコンパイラ「PCM」のインストールが始まります。
インストールにはライセンスファイルが必要で、[pcm.crg]を[C:\Program Files\PICC]に保存しなかった場合は、ファイルが要求されます。
適当にNext,Nextと進めていけばインストールは完了します。

次にMPLABとの統合です。
MPLAB v5.00は問題ないのですがv6.00からはプラグインによる統合が必要となります。
CCS社のダウンロードページより「MPLAB® IDE Plug-In」をダウンロードしましょう。
これはMPLABにCコンパイラを関連付ける役目を持っています。

MPLAB Plugin

ダウンロードした[setup_mplab_plugin.exe]を実行し、インストールします。

これでMPLAB上でC言語を使った開発が出来るようになりました。

使用方法

通常の開発と同じようにMPLABを起動します。
[Project]→[Project Wizard]の順にクリック。ウィザード起動。

Step Two

ステップ2にて[Active Toolsuite]を[CCS C Compiler for PIC10/12/14/16/18/24/dsPIC30/dsPIC33]にします。
これでC言語が使えます。
今までと同じようにアセンブラの開発に戻す場合は、[Microchip MPASM Toolsuite]にしてプロジェクトを作成すればOKです。

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