テスラコイルでは電源に数KV以上の高い電圧を必要とします。
家庭用のコンセントからは100Vしか取れないことは明らかなので、昇圧トランスというものが必要になります。
ここではネオンサインを点灯させるために使うネオントランスを使用します。
これは15KV程度の電圧が取り出せるのでテスラコイルに最適です。
ということでトランス探しに秋葉原まで行きました!
2005年、某日。ジャンク屋・照明関係の店を回ること1日。
収穫はゼロ、影1つ見当たりませんでした。
(秋葉原にあると思っていた中1)
結局、近くにあるネオンサインを扱っている業者に問い合わせることで解決。
無事入手に成功です。
ちなみに15kV,20mAのトランスが新品で10500円でした。
ホームセンターにて土台となる棚板類を物色。
塩ビパイプなんぞ初めて買いました(笑。


テスラコイルの土台製作。
トランスはホームセンターにあったガイシをベースにネジで固定。
シリーズギャップはφ10mmの銅管です。
約0.5mmの隙間が開いています。(0.5mm*10=合計5mm)


オヤイデ電気にて注文したエナメル線到着。
PEWのφ0.5mm,1kgのもの。
100回巻きで巻き取り長は55mm程度。想定内かな。
1000回まで達するのはいつになるやら・・・


若松通商で注文したダイオードとコンデンサーが届きました。
ダイオードは値段が高かったので、2000V耐圧のものを直列でブリッジにすることに決定。
コンデンサーは、DC1000V耐圧のフィルムコンデンサーを16個購入。
直列で16000V耐圧に。容量は1つ0.047μF、直列で0.0029375uF=2937.5pF。
コイルは現在200回巻きの状況。

手巻きが面倒になったので電動巻きに変更です(笑。
卓上ボール盤の上のところを外して、横に倒しています。
スライダックを使い電圧を下げ、回転数を制御しています。
これが面白いように巻けるんです。ハマりますよこれ。
1500回ほど巻いているかもしれません。
2000V耐圧シリコンダイオード直列8個をブリッジにするため、ユニバーサル基板に組み上げ。
1時間も集中作業して完成しましたが、基板が焼けました(笑。
高圧の知識がないとこうなります。
基板に組んではイケマセン。
若松でダイオード注文。

2D600M 30KV/850mA
VRM:30KV 交流入力電圧:12KV 横330mm*高40mm*厚30mm
激しく久しぶりです。動作テストとして適当に組んでみます。

1次コイルは溶接機用のケーブルです。
確認用に蛍光灯つけました。
(適当にくくりつけただけ)
ということで実験開始です!
接続したスライダックの電圧を上げていきます。
約40V付近で、シリーズギャップの放電が始まりました。
「ギー!」とか「ギャー!」とか凄まじい放電です。


あまりの音の大きさに最初はビビりました(笑。
慣れるとそうでもない。蛍光灯はほのかに光っています。
放電するかどうか試しにアースを近づけてみることに。
これこそ放電です。凄まじいオゾン臭。
ペイントで回路図描きました。

冷却ファンは電子レンジに入っていたものを使用しています。
そして、土台の製作。


色々部品を詰め込む。
しかし動作テスト中に1次コイルから2次コイルに放電!
微妙に焼けました・・・

蛍光灯に放電してみる。
このころからテレビにノイズが入りまくり。
家の人から苦情(笑。
2次コイルの巻き数多すぎるので、適当にほどく。
1000回巻きぐらいかな。


その後、2次コイルのアース処理。
土台は2次コイル立てられるように加工。


トロイドも製作してみたり。
前回と同じように溶接機のケーブル使って適当に仮組み。
あとは1次コイルの調整次第かな。
トロイドにアルミテープ巻き巻き。

そして1次コイルを作ってみる。


1次コイルにφ3mmぐらいのPEW(エナメル線)使ってます。
どうもトロイド付けると共振周波数ずれるようです。全く放電しません。
トロイドなしの放電だと10cmぐらい。
少し1次コイルの調整したらこんな感じに。


いい感じです(笑。
高周波だと思われるので意を決してスプーンで触れることに。
案外痛くない。ピリピリってかんじ。
そして1次コイル改良のため、プロフレックスでφ8mmのなまし銅パイプ20m注文。
なまし銅パイプが届いたので1次コイルを作ってみました。


φ8mmのパイプなんて買わなきゃよかった。太すぎです(笑。
曲げるのが大変で大変で。
φ6mmがちょうどいいかもしれません。(放電距離に影響するかはわかりませんが)
前回よりも結構距離伸びました。
デジカメでムービー撮影。
http://jp.youtube.com/watch?v=EqTC5HLcoTo
パワーアップ目論みコンデンサもう1セット注文。
23日に中学の学校祭がありました。
演出のつなぎでテスラコイルが出ることに。
見やすいように、100Wの電球を先に付けて登場。
http://www.youtube.com/watch?v=HRqB6KUKNz4
微妙に放電が強くなっているのは、コンデンサ並列に16個を追加したわけで(笑。
合計5875pFかな。
以下、放電写真。
電球が意外と人気だったり。


以下は通常時。


最後に全体。

結局、トロイドは無駄でした。
適当な設計なので当たり前といえば当たり前なんですけどね。
動画はこちら。
放電時の動画[通常]
http://jp.youtube.com/watch?v=8lyUUw17AIc
放電時の動画[電球版]
http://jp.youtube.com/watch?v=UwnWLOqutoo
はい、完成です。ここでプロジェクト終了宣言します。
今まで見ていてくれた方、また応援していただいた方、本当に感謝です。
また掲示板で「電子部品の最高耐圧は規定の1.5倍(だと信じて)使います」と発言してくれた某氏にも感謝。
壊すつもりで実験。
次回:4MOT巨大テスラコイル