FreePBX 15 外線設定(ひかり電話)
追加番号サービス「マイナンバー」というものがあり、メインの契約番号とは別に月額110円で電話番号を4個まで追加することが出来ます。
https://flets.com/hikaridenwa/service/mynumber.html
ひかり電話ルーターとのトランク接続は、ルーター側の仕様で1つしか設定できないため、追加番号が存在した場合は設定で対応する必要があります。
コンテキスト設定
from-pstn
[from-pstn-custom]
exten => _.,1,Goto(from-pstn,${CUT(CUT(PJSIP_HEADER(read,To),@,1),:,2)},1)
参考:
- FreePBX と NTT ひかり電話の接続
- FreePBX:10:トランク:ひかり電話(ホーム):Chan PJSIP / 1.2.2 DID制御(着番での宛先制御)
- ひかり電話HGW MAC認証 / 3 発信者番号
発番選択を実現する
様々なサイトで紹介されている「Asteriskトランクダイヤルオプション」を使用する方法は FreePBX 15 では動作しないようです。
少なくとも私の環境では動作しませんでした。
参考:
- FreePBX:10:トランク:ひかり電話(ホーム):Chan PJSIP / 1.3.2 発番選択したい場合
- ひかり電話オフィスタイプの発信番号設定方法について
- Custom functions and how to run them
色々と試した結果、以下の設定にて動作しました。
設定ファイル「extensions_custom.conf」に追記します。
[macro-dialout-trunk-predial-hook]
exten => s,1,Set(HASH(_SIPHEADERS,P-Preferred-Identity)=<sip:${CALLERID(num)}@ntt-east.ne.jp>)
exten => s,n,MacroExit()
すべての発信時にPPIヘッダを付け、ひかり電話ルーターに使用する番号を通知する設定です。
ひかり電話以外の電話回線を使用する可能性がある場合は以下のように振り分け処理をしておくと良いです。
[macro-dialout-trunk-predial-hook]
exten => s,1,NoOp(********** CHECK TRUNK **********)
; NTT-Hikari Trunk Check Number
exten => s,n,GotoIf($[ "${CALLERID(num)}" = "契約番号1" ]?hikari_cid)
exten => s,n,GotoIf($[ "${CALLERID(num)}" = "契約番号2" ]?hikari_cid)
exten => s,n,GotoIf($[ "${CALLERID(num)}" = "契約番号3" ]?hikari_cid)
exten => s,n,MacroExit()
; NTT-Hikari Set Number
exten => s,n(hikari_cid),Set(HASH(_SIPHEADERS,P-Preferred-Identity)=<sip:${CALLERID(num)}@ntt-east.ne.jp>)
exten => s,n,NoOp(********** SET NTT-HIKARI PPI HEADER **********)
exten => s,n,MacroExit()
GotoIfの行は、電話番号の契約数(1~5)に応じて行数を変化させてください。
ひかり電話の番号に該当した場合、PPIヘッダを送出し、発信番号を変更します。
なお、PPIヘッダで指定しているドメイン名は、NTT東と西で違いますのでご注意を。
電話帳
411 電話帳
ブラックリストモジュール
Admin-ブラックリスト Settings内のBlock Unknown/Blocked Caller IDをYesにすると、非通知がブラックリストモジュールにひっかかる
アドミン→機能コード で機能一覧
*30ブラックリストに手動で入れるとき *31ブラックリストから手動で削除するとき *32最後の発信者をブラックリスト登録(迷惑電話を受けたあと)